ポーチュラカと俗称されるようだが、それは本来「滑りひゆ」属全体をさす名前なのであまり良くないらしい。
猛暑の最中、へばった様子もなく元気に咲いている。見るからに暑さに強そうな、つるつるした赤い茎と肉厚の葉。花の色もどこか南国っぽい。
花が少ない夏、路傍の六地蔵の前でいつまでも咲いている。
<旧ブログ(07/08)から>
この「花滑りひゆ」から「花」を取ると、「滑りひゆ」。古くから日本でも咲いていたらしい。
「い這ゐ蔓(つら)」と呼ばれていたとする説あり。畑の雑草ではある。
入間路の 大家が原の いはゐ蔓 引かばぬるぬる 吾にな絶えそね
いりまぢの おほやがはらの いはゐつら ひかばぬるぬる わになたえそね (万葉集)(水曜日)はれ、炎暑