ふむ...

やおういかんのぅ

2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

 のみならず

私もこれで猫の端くれなのだから、一度は漱石の「猫」を読んでみたいと思っていた。 なかなか暇が無かったのだけれども、それでも最近ようやく毎日少しずつではあるが新潮文庫のページをめくる時間が出来た。この文庫本はだいぶ前に買ったもので、カヴァーは…

 日露戦と猫

日露戦争の真っ最中、漱石は「吾輩は猫である」を書いていた。漱石の年譜を見ると、1904年の12月、高浜虚子が「山会」で最初の原稿を朗読したと書いてある。「ホトトギス」に掲載されて世に出たのが翌月、1905年の1月とのこと。結局、1906年8月の「ホトトギ…

 田舎で成れる作曲家

ベートーヴェンは何年に生まれたのか、年表を調べれば分かるのだが、咄嗟にはなかなか答えられない。まぁ、その必要も大いにあるというのでもなかろうけれども……。かと言って、何ともトンチンカンな年代を言って、その後座が白けてしまったというのも面白く…