ふむ...

やおういかんのぅ

ふむ、ふむ、「漁夫の利」か……

早く戦争をやめてくれ!

まぁ、こういう叫びが世界中で聞こえるわけだが、それはどうも叫びだけで終わっている。

だれも本気で戦争をやめさせようとしない。「まぁ、仕方がないんですよ」と本音が漏れる。

なぜ本気にならないのか? 

どうやら戦争のどさくさを利用して「漁夫の利」を得ようと狙っている者がかなり多くいるらしいからだろう。

当のアメリカ自身がウクライナの一般市民のことを考えているのかどうか、疑わしい。600万人もの避難民が見えていないのか? 武器を援助し、この際ロシアが弱体化したら好都合と、口に出しさえしている。

「漁夫の利」の発想でしょうね。

while two dogs are fighting for a bone, a third one runs away with it

der Dritte lacht 第三者が笑う

まぁ、笑ってはいないでしょうが、「まずまず悪くないね」ぐらいは思っているのでしょう。

日本人の中には、この際ロシアが弱体化して、北方領土も手放してくれるのではないかと、淡い期待をいだく輩もいるかに見える。

捕らぬ狸の皮算用」もいいところでしょうね。

Man soll den Tag nicht vor dem Abend loben 日が暮れる前に一日を誉めるんじゃない!

 Don't count your chicken before they hatch 卵が全部ニワトリになるとはかぎらないぜ

ところが、戦争の現場では、何万人もの兵と市民が死んでいる。報じているところによれば、弾が頭に穴をあけ、子供は即死したとかも。(近くを通りかかった者は、花を手向けて悼んでくれよ!)

利に目がくらむと現実が見えないのだろうね!