2009-06-14 ほととぎす 6月1日のことだ。 G町、バスを降りて小さからぬ竹薮の横を通り過ぎようとしていた。遠くではカラスが、かーかーとのんびり鳴いている。近くではちゅんちゅんと、スズメの鳴き声もしている。 そんな中で、「きょっきょ、きょきゃきょく」と鳴く声が聞こえる。 おや、ホトトギスだ、ほう、夏が来たかなどと、これは中々の僥倖だった。 しかし、次の週、そこをまた通ったのだが聞こえるのはカラスとスズメの声ばかり。 もちろん街中でホトトギスの声を聞くことはない。